innocent fishing life

今回は8月の終わりに小学5年生の甥っ子を連れて海のボート釣りに行った時のお話し。


先日のブログにも書いたのだけど、近所の川遊びで釣りに目覚めてしまった甥っ子が、

今度は是非海で釣りをしたいとのことで、（さすが我が家の血筋を引いてるだけある?）

ではでは夏休み最後の思い出にと、三浦半島の伊勢町海岸から、ボートを借りて出舟

することにしたのだ。


当日は、甥っ子のパパ（つまりボクの義理の弟）も同行ということで、伊勢町の海勇丸から

3人乗りの船外機付きを借りることに。



数年前にここの有名なマコガレイを狙って、一時通ったことがあるのだけど、

ここしばらくはご無沙汰していたので、少し懐かしい気持ち。
（夢の座布団カレイにはついぞお目にかかることが出来なかった。）


とりあえず今日は、初心者の甥っ子に初めての海釣りを楽しんでもらう為、シロギス、アジ、

メバルなんかの五目釣りが出来たらいいなと、早朝の夏の海に向かっていざ岸払い。



ここはご存じの通り、潮汐によっては潮がとても速くなり、錘で底をとるのも大変になる場所。

でも、今日は小潮で流れも緩やか。唯一遠くに来ている台風の影響によるうねりが少しだけ

心配だったのだけど、それもほとんど感じられず、ほぼ凪の中での釣りとなった。



甥っ子にスピニングリールの扱い方や投げ方をレクチャーして、いよいよ実釣開始。

まあ、シロギスやメゴチくらいならすぐに釣れてくるだろうと、ボクはビデオカメラを片手に

しばらく様子を見ていたのだけど、、、ありゃりゃ、、、何も無し、、、?


これはおかしいと、ボクも構えていたビデオカメラをしまい、ロッドに天秤仕掛けをセットして

投げてみたけど、やはりアタリすらない、、、。

あれ、マズイな、、、と、真剣に釣り始めてしばらく、、、ようやくコツコツと小さなアタリ!!。

が、あがってきたのは色鮮やかなキュウセン。


むーん、、、こんなはずでは、、、さらに投げ続けること数投目、、、ようやく良型のキスが一匹。

よしよし、これからかな、、と、思った矢先、、、

甥っ子が一言、、、　“酔った、、気持ち悪い、、、”　あちゃー。


これだけはやむを得ない、、一旦岸に戻り、義弟が付き添って甥っ子を冷房の効いた車の中で

元気になるまで少し休ませることに。


で、二人を陸に下ろした後、ボクは再度沖へと、、。

キスがダメなら、アジなのだっと、沖の根周りを魚探を睨みながらグルグル周り、サビキとビシの

ダブルでトライするも、、、掛ってくるのはハオコゼのような小さなカサゴやササノハベラ、、、。


だんだん陽が高くなり暑さも厳しくなってきた頃、義弟から、甥っ子がどうやら復活したとの電話。

そこで再び岸まで戻り、2人を迎えたところで、第2回戦の開始!!


甥っ子も舟の揺れにどうやら慣れてきたようで、今度はもう心配ない様子。

ではリベンジだっと、サビキ仕掛けが付いたロッドを持たせ、皆でアジ狙いをすることに。

但し、アジを釣るには、、、一にポイント、二にポイント、三、四がなくて五にポイントなのだけど、、、

（そうさ♪、ポイントに行けば♪、うーまーくーゆーくー♪♪　※釣り具のポイントテーマ曲）

ここぞと思った場所で釣れてくるのは、スズメダイ、ウミタナゴ、トラギス、、、。


こりゃ今日はダメか、、、と思ったその時、、甥っ子の持ったロッドの竿先が一気に水面に

突き刺さるほど曲がったのだ!!　この引きは恐らくイナダか!?　

舟上てんやわんやと盛り上がったのだけど、、、10秒ほどの健闘むなしく、1.5号のPEから

プツッと切れてしまった、、、。　残念、、、。


その後、甥っ子は2回ほど結構な型のサバを掛けたのだけど、さすがにドラグの使い方もまま

ならず、魚に主導権を握られたまま惜しくもバラシてしまった。


でも、普段の家でのテレビゲームとは違う、本物の魚の引きに相当興奮したみたい。

また次回、是非リベンジに連れてってあげるとしようね。


ところで、岸に上がると、他の釣り人もちょうど戻ってきたところだった。

どれどれと、重そうなクーラーボックスの中を拝見させてもらうと、、、なんと良型のアジで満杯!!


ああ、甥っ子よ、、釣りの師匠の腕があまりに未熟だっただけに、、、すまん、、、。