innocent fishing life

ボクの住む街、東京の町田に“奥津家”というラーメン屋さんがある。



今から７年前のまだ寒い、年の初めに出来たお店だ。

なぜ覚えているかと言うと、娘の出産を間近に控えたママが実家に里帰りしてた頃に
開店したお店なので、うちの娘と一緒の年だから。

しばらくの間一人暮らしとなって、料理なんてほとんど出来ないボクの当時の夕食は、
コンビニのお弁当や外食ばかりだったので、家の近所に気軽に入れるラーメン屋が
出来たのはとても嬉しいことだった。

最初に食べた感想は、横浜家系の割には優しい味で、まあまあ美味しいかなと思った程度
だったのだけど、気が付けばいつの間にか、ここのラーメンにどっぷりとハマり、多い時は毎週、
少ない時でも月に一度は通うお店になってしまった。

間違いなく、ボクがこれまでの人生で一番数多く食べたラーメンだ。

お店に入って、「いつもの」注文は、７年間、ずーっと変わらず“ラーメン並”と“小ライス”。
他にも色々と美味しそうなトッピングがあるのだけど、ボクにはもうこれで十分。

普通は、ここでそのラーメンの写真を載せるところだろうけど、随分長いこと通ってるから
いまさらお店の中で写真を撮るのは、ちょっと恥ずかしいので、ここではやめとく。

他のブログでも沢山紹介されてるから、興味のある人は検索してみて下さい。


ところで、このお店の厨房の奥に、“和顔愛語”と書かれた色紙が飾ってある。

意味を辞書で調べてみると、、、

和やかで温和な顔つきや言葉つき。穏やかで、親しみやすい振る舞いのこと。
「和顔」はやさしげな顔つきのこと。「愛語」は親愛の気持ちがこもった言葉の意、、、とある。

ここのマスターは開店以来変わらず、まさにこの言葉の通り。
いつ行っても変わらない丁寧な接客で、美味しいラーメンを食べさせてくれるのだ。

（時々メディアに出てくるような、上から目線のラーメン屋とかあるけど、、、
あれって何か勘違いしてるよなぁ、、、。）

今の世の中、、、生きていく為には、常に様々な人と接していかなければならず、
地位や立場だと、ややこしいことの毎日なんだけど、客商売に関わらず普段のボクらの
生活でも、触れ合う人々のお互いにとって、この言葉は今さらながら大切なのかも、、、
なんて思うのだ、、、。


といった訳で、もし近くに来る機会があったら、是非このラーメン屋さんに寄ってみて下さい。

ホントにおすすめです。